大いなる変化
結論
東京証券取引所の新システムarrowheadの稼働により、我々は市場のマイクロストラクチャーの急激な進化を目の当たりにしている。スプレッドが縮小し、平均的な取引サイズも低下、トランザクション数とマーケットデータの量は増大した。最も重要なことは、旧来のマイクロストラクチャーの特徴であったビッド・オファーの厚い銘柄において、比較的小さめのビッド・オファーとその1~2ティック後ろにより厚い板が見られるようになったことである。この従来よりも効率的になった市場環境においては、より効果的なトレーディングを可能とするシステムに投資を行う市場参加者は、単純に旧来のシステムを新しい市場につないでいる参加者に比べて極めて大きな優位性を手にすることになろう。




